スピッツ「醒めない」DVDレビュー 6曲目:チェリー
スピッツ結成30周年を記念してライブDVD「醒めない」を勝手にレビューする企画。6曲目は「チェリー」。
ちなみにそばにある円形のモノはダイソンの扇風機だ。暑いだろうからね。
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この曲は、、、言わずと知れたスピッツの超代表曲。この曲を知らずしてスピッツのファンとは言えない。ファンでなくとも一度は聴いたことがあるはずだ。
…ただ今の若いコ達だと、ファンじゃなければもしかしたら知らない人もいるかもしれないね。僕はそれこそどこに行ってもこの曲が流れていた時代を知っているからそう思うだけで。。。自分だけの尺度で物事を捉えてはいけないね。
こんな名曲の、今更何を書けるだろうと考えていたが、とりあえず書いてみようと思う。
この曲が発表されたのは1996年4月。「ロビンソン」が発売されてから丁度1年後。「ロビンソン」がロングセラーとなって次のシングル「涙がキラリ☆」もヒットし、更にその前に出してた「空も飛べるはず」もリバイバルヒットしている中での「チェリー」の大ヒット。
まさにスピッツが売れっ子になった時代だ。
この曲を作ったとき草野さんは「(ロビンソンに続いて)また地味な曲を作っちゃったな。」と思ったそうだ。何がヒットするかなんてわからんものだね。
売上枚数は歴代シングルの中で2位の161万枚。ミリオンヒットですよ。CDが売れやすかった時代だったからっていうのもあるだろうけどそれでもやっぱりスゴイね。なかなかできるもんじゃない。
ちなみに1位は「ロビンソン」で162万枚。これもスゴイね。
この曲はもちろんライブでも頻繁に演奏されていて、ライブDVDにもよく収録されている。
いろいろ聴き比べてみたけど、どのバージョンもあまり変わりがない。何か書くネタにならないかと探してみたけどほとんど違いを感じなかった。まぁ、それだけライブアレンジとして完成されてるってことなんだろうだね。
この曲の好きなところは、メロディーの素晴らしさはもちろんだけど、あのリズムの跳ねた感じが好き。基本8ビートだけど跳ねたニュアンスを含んでいる。
あのニュアンスを出すにはプロの人なら出せて当然なんだろうけど、僕ら素人だとなかなか出せないよね。すごくうらやましい。
あと細かいところだけど、曲が始まる時のドラムのフィルがカッコいいよね。あれも崎山さんは自然な感じで叩いているけど、あのフレーズが叩けたらドラマーとして1人前!って気がする。
ライブとの違いを探そうと思ってPVも観てみた。
みんな若いね。
草野さんはなんかキンチョーしているみたいに見える(笑)。
久しぶりに観たけど、スタジオ盤は最後の大サビに入る前のAメロでブラスのアレンジが入っているんだね(※ブラス=トランペットやトロンボーンなどの金管楽器)。このアレンジはイイよね~。ステキ♪ライブじゃなかなかニュアンスまでは再現できないよね。。改めて原曲の良さを感じたな。